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岩見沢の家(改修Ⅰ期工事)

-IWAMIZAWA House(reforme1)-

建築概要

 

場所:岩見沢市

用途:住宅(改修)

竣工:2011年12月

構造:木造2階

述床面積:93.00㎡

 

断熱性能
Q値:1.2W/㎡・K
※岩見沢市の基準値1.6W/㎡・K
 

施工:㈱脇坂工務店

設計趣旨

 

築40年の木造三角屋根住宅の改修。
当初は、空家となる実家への移住の為の改修で、2階を居室、1階をフリースペースとして利用する計画としてスタート。

まずは、1階フリースペースの確保と言う事で2階の居室は既存のまま残し、1階の間仕切りをなくし、オープンスペースとする事と、全体の断熱補強をすることにした。

 

既存断熱材は、ヘタリとカビが有ったため、全て撤去し新しくグラスウールを充填すると共に、内部結露防止処置を施す。さらに外壁に100mm厚のグラスウールを外張りし、断熱補強。窓もW-low-Eトリプルガラス木製窓に変更し高断熱化を図った。

室内は間仕切り壁を撤去することに並行して、床下断熱の上、土間にコンクリートを打込み蓄熱体として利用できるようにし、室内温度を低燃費で平準化出来るようにした。

生活しながらⅡ期工事に向け計画を練る中で、シェアハウス化する計画にシフトすることに。

現在、新たな使い方に向け計画を進めています。

Ⅱ期工事完了

Ⅰ期工事目の道南杉板が良い感じで色が抜けてきています。

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2階内装

内部の塗装は今春からお施主さんによって塗られる予定です。

ロフト
2階内観
Ⅰ期工事目外観

外壁は道南杉を無塗装で使用。年が経つごとに変化する色合いも楽しむ。

玄関から室内方向へ

内装は道産カラマツ合板仕上げとして、住まい方によっ棚をつけたり、色を塗ったり自由に変更できるように計画。

小上がりから

小上がりから

キッチンからLD方向

既存のキッチンがまだしっかりしていたので、を補修して再利用。

内観(夜)

使用形態に合わせられうよう、照明は最小限とし、使い方に合わせて今後設置。

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